今回は”ヘアカラーで髪が染まる仕組み”について解説していきたいと思います
美容室ではご来店のお客様の半数以上はヘアカラーのメニューをご予約されています。(美容室でのカットのみの男性のお客様は3〜4割ですから)美容室に来店するほとんどの女性がヘアカラーをオーダーしている事になります。
いまでは当たり前のようなヘアカラーも10年前と比べると格段に進化しています。
“ダメージが少ないカラー”や”発色の良さ”が特徴の薬剤”明るくても染まる白髪染め”などなりたい髪を叶える為にもヘアカラーを楽しむ為にも【カラーのきほん】を覚えていきましょう☝︎
Contents
ヘアカラーはなぜ染まる?(カラーリングの種類)
髪を染める為のヘアカラーは大きく3種類に分けられます。
カラーリングは3種類⁈
- ブリーチ(脱色)
- ヘアマニキュア
- ヘアカラー
①ブリーチ
その名の通り髪の脱色です。
②ヘアマニキュア
爪のマニキュアと同じく髪の表面に染料を吸着させコーティングするように色をつけます。
ヘアマニキュアは色落ちするときにタオルや枕などに色移りすることもあり注意が必要です。
③ヘアカラー
ファッションカラーや白髪染めなど一般的にカラーといえばこのヘアカラーのことを言います。
美容室のお客様の大多数はこの③のヘアカラーをされているわけです。
美容室での在庫の種類で比べてみてもこんなに違います。
①ブリーチ 各メーカーで脱色力や脱色スピードに差があるので数種類揃えていたりもしますが基本的には1〜5種類くらいでしょう。
②ヘアマニキュア
マニキュアは白髪染めなどで使用するブラウン系、アクセントカラーで使用するビビッド系などがあります。
③ヘアカラー
写真をみてもわかるようにその数は圧倒的!種類も豊富に揃っています。たくさんの種類のカラーナンバーを調合しお客様の”なりたい髪の色”を叶えるのです。
カラー剤の見方
プロ用のカラー剤には基本的に明度と色素の2つの表記にわけられています。
例として)
5-NBの場合は5レベルの明るさNB (ナチュラルブラウンの略)
7-RBの場合は7レベルの明るさのRB(ローズブラウンの略)
となっています。
まぁとにかく、カラーでは明るさと色みがキーワードになっているんだーw
ヘアカラーはなぜ染まる?(髪が染まる仕組み)
ヘアカラーは髪を明るくしたり髪を好きな色に染めたりできるんだよね。
その点で
ブリーチは髪を明るくするだけ
ヘアマニキュアは色をつけるだけなんだ
どういうことですか??
ヘアカラーは髪のなかで脱色と染色が同時に作用している
①脱色とは髪のメラニン色素を破壊して髪を明るくしてくれる働きをしています
②染色とは髪の内部で発色し髪を染め色をつける働きをしています
この2つの働きが髪に同時に作用してなりたい髪の色にカラーリングされるわけなんです。
①脱色さんの働きによって黒い髪でも希望の明るさまでメラニン色素を破壊して明るくしていきます。
②染色くんの働きによって明るくなった髪に色素が発色して染まっていくんです。
時間にすると髪にカラー剤を塗布してから20〜30分のあいだに髪のなかでおこなわれいるわけなんですね。
ですから、なりたい髪の色を叶えるためには明るさと髪色を伝えられるようになると良いと思います。
今の髪+なりたい髪の明るさ+なりたい髪の色
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