今回はさりげなくて自然なハイライトカラーのデザインレシピを紹介します
いま流行りのヘアカラーや新しい染め方の技法はバリエーションも増えどんどん進化しています。
ベースの髪よりも明るい髪を毛束ごとに脱色してベース髪と明度のコントラストをつける“ハイライトカラー” はとても人気です。
今回は “大人の女性”や“あまり派手にはなりたくない” というあなたにもチャレンジしやすいハイライトカラーのレシピをひとつご紹介します。
Contents
さりげないけど印象的!細いハイライトはセンスが良い⁈
ハイライトカラーと言ってもそのデザインはさまざまです。
ハイライトの毛束チップが太い間隔から細いもの髪のセクション全体に入れるのか顔まわりや表面のみ部分に効果的に入れるのかなどデザインは自由。
ヘアスタイルや“なりたいイメージ”に合わせてバリエーションは無限にあります。
最小限のハイライトで上品な大人デザインレシピを公開します。
ベース髪は暗め細いハイライトに染める手順と調合レシピ
ビフォー【細ハイライト】
ビフォーの状態
▪︎肩につくくらいのボブ
▪︎髪の明度は12レベル
▪︎色落ちして髪の赤みが出ています
※ベース髪は暗くするのでビフォーの明度は8レベルほどあれば大丈夫です
でも、あんまり暗くはしたくないし…
今回はベース髪をしっかりカラーで落ちつかせて色の持ちを良くしていきましょう!
調合レシピ【細かいハイライト】
ベース髪はしっかりトーンをおさえてカラーの色素をたっぷり入れこみます。そうすることで“カラーの色持ち”を良くしていく狙いがあります。
ハイライト部分は細めのチップでとり明度を上げてベース髪とのコントラストをしっかりつけていきます。落ちつかせたベース髪に透明感と髪の動きをプラスしてくれます。
ミルボン(アデイクシー使用)
1プロセス目
ベース髪→ 5グレーパール:13パープルガーネット(10:1)
ハイライト部分→パウダーブリーチ
2プロセス目
オンカラー(トナー)→9グレーパール:9パープル:0CL[クリア](10:1:10)
カラーリング工程【細めのハイライト】
1プロセス目
①ハイライトの部分にホイルを使い脱色していきます。(ホイル10枚程度)
②残りのベース髪をワンメイクで全体に塗布します。
③自然放置15〜20分
④シャンプー台でお流し
2プロセス目
全体的にベース髪はトーンが落ち着きハイライト部分は脱色されているのがわかります。
④オンカラーの薬剤を全体にバーっとワンメイクで塗布します。
⑤10分〜15分自然放置後、チェックしてハイライト部分に色が入っていればOK!
⑥シャンプー台にてお流し。(カラー工程完了)
アフター【細いハイライト完成!】
ビフォーのときに気になっていた黄色みや赤みはかき消され落ちついた印象的のグレーブラウンに染まりました。
細いハイライトがスジ状に入っているので手ぐしを通しただけのようなラフなスタイリングもカッコよく決まります!
他にもこんなにたくさんレシピを紹介しています。