ヘアカラー

【トナーの作り方】カラー解説。ベースの明るい髪のハイライトの入れ方

 

 

イチ
イチ
こんにちはーイチです。

やってみると意外と難易度高い、、ハイトーンのハイライトの入れ方を解説していきたいと思います。

プロの美容師向けになりそう。。。でもプロ向けの内容て不思議とお客さんにも好評なんだよな〜。笑

 

意外とやってるときはタイミングとか時間に追われてたりするので大事なところ写真が撮れないんですが、なるべく伝わるように書いてみます。

 

よろしくお願いします!

 

 

さっそく仕上がりからみてみましょう。

 

(キャー、いつも仕上がりからみせるパターン、カッコイイ)

 

ベース(全体)の髪が明るい場合はハイライトをさらに明るくしなければ 馴染んでしまいやすいですよね。

今回もベースの髪の明るさは13〜14レベルあります。

ここで大事な事ですが

ベースとハイライトカラーのコントラストがしっかりみえるレベルの差は大体4レベル以上必要かと思います。

ですから

ベースの髪の明るさが8レベルの場合はハイライトは12レベル以上

ベースが14レベルの場合は18レベルは必要という感じです。(←ハイライトは、ほぼホワイトに近くないとなじんでしまうということです。)

 

逆を言えば、、

明度差が4レベル以下の場合ですとハイライト部分とベースのカラーがわりと自然なコントラストの仕上がりになるという感じです。(これも大人デザインやシークレットハイライトなどで使えたりします。この題材もまたいつか詳しく書きたいと思います。)

 

ビフォーの状態の写真を撮り忘れましたので。。前回(2ヶ月前)の仕上がりをみていきましょう。

 

ビフォー写真てなかなか撮り忘れちゃうんですよね(そんなヒマやないし、アシスタントが撮ってくれたらいいかもなー笑)

おなじお客様の2ヶ月前のお仕上がりです。この時もハイライトカラーを入れて仕上げました。

前回の仕上がりは個人的に好きでツボでした!

 

イチ
イチ
自分でやっといて言うのもアレですけどね、、、笑

ベースがわりと暗めでハイライトが明るめでコントラストがしっかりついているので綺麗なんですよ。

このときのポイントは、ハイライトを少なめで効かしているところ。(もともと髪色がハイトーンのお客様なので今回ベースを暗めにしたかったのでハイライトはあまり多く入れたくないし、入れると明るくなっちゃうし、、)

カラー剤はミルボンアディクシーを使用しました。カラーレシピはこちら。

  • 根元 3サファイア:3シルバー(1:3 )
  • 毛先5シルバー:7スモーキートパーズ(1:2)
  • ハイライト部分ブリーチ→トナー(9ipt/h:9fma/h)
  • トナータイムは一瞬ですよ。シャンプー台でバーッとつけて2〜3分くらいでした。

前回の仕上がりがこちら。(ワードプレスだと画像圧縮して載せてるのでぼくのインスタにも載ってるのでそっちのほうが画質は格段に良いです。イチヒロヤで検索してみてください。)

これで、今回のビフォー想像つきますかね?

こちらは今回の仕上がり↓

イチ
イチ
いや、それはムリあるでしょ!?笑

 

今回のカラーレシピを解説する前にビフォーの状態を思い出して確認します。

 

まずビフォーの状態(写真無いので想像でお願いします。)

前回のカラーがしっかり褪色しています。

根元は新生毛が2センチ伸びている。(前回の根元のカラーは3レベルなのでリタッチは伸びてる感じだけど、毎回そうしてるので根元5〜7センチは地毛となじむくらいの暗め)

中間〜毛先は褪色した11〜16レベル(ハイライトを重ねてるので褪色しても良い感じの金髪な感じ、、て伝わりますかね。)

 

仕上がりのサイド

ハイライト良い感じにコントラストついてみえてますね!

 

今回のカラーのレシピを解説します!

 

事細かく書きますので面倒くさいです。読み飛ばしてもOKです。笑

 

  1. まずケアブリーチを使用しハイライトを全体に30センチのホイルでいれる。トップの表面もいれます。すべて根元は塗らず5〜15センチははずします。トップが5センチくらいハチしたくらいからにしてます。アンダーセクションは15センチくらいはずします。
  2. そのままホイルオンの状態でのこりのベースのカラーを塗布します。根元のカラー剤を塗布し5分放置後、毛先を塗布し5分放置後お流しです。
  3. シャンプー台でハイライト部分の黄色みを消すためにトナーをします。(今回のトナーはわりと長めです。10分くらい様子みながらもみ込んで黄色が消えてうすーくパープルが入ったところで流します。)

カラー剤レシピはおなじみのミルボンアディクシーさん。

    • 根元5シルバー:5パープルガーネット(3:1)
    • 毛先9スモーキートパーズ:0CL(1:1)
    • ハイライト ケアブリーチ(アメイジングプレックス)からの
    • トナー 8fma:0CL(1:20)からのムラシャン

仕上がりがこちらです↓

毛先以外はほぼ巻いてなくてもハイライト出てますねー。

イチ
イチ
仕上がり時間はちょうど西陽が入ってきてたので、ちょっと夕陽の光も入ってますね。

実際のみためとはちょい違いましたけど。。

 

シャンプー台のトナーカラーの作り方は?

 

シャンプー台でのトナーの目的はブリーチを使用した部分の黄色みを消すためにやってます。

トナーで入れた分はすぐに褪色してしまうんですがトナーした方が断然仕上がりが良いです。

トナーでは明度はまったく変えたくないんです。なので、わりとハーフトーン(微アルカリ)などリフト力の少ないカラー剤を選択します。ニオイとかもキツくないので、、

僕の調合は1剤:オキシ:水です。

8fmaとゼロクリア:3%:水 (1:1:2)です。

※8fmaとクリアは(1:20)8fma2.5g(3gにしちゃいますが)に対してゼロクリア50gです。

50グラム:50グラム:100です。

けっこうバシャバシャです。

バーーーッと根元からつける感じで全体につけちゃいます。

5分くらいで色が入ってくるので、ブリーチの抜け具合や色の入り具合をみながら感覚で流します。すぐに流すときもあれば10分くらい放置することもあります。

今回は薄いパープルでほんのちょっとの黄色みを消すイメージでしたのでほぼクリアという調合にしたら意外と黄色が消えてなくて追加でムラシャンしました。

 

これでハイライト部分が白っぽい感じになりコントラストがしっかりつきました。

 

イチ
イチ
最近はムラシャンやカラーシャンプーでも色が入るのがあるから、、それを使用するのもひとつですよねー

それでは、カラーレシピ大公開でしたー。

また〜

今回のトナー後シャンプー台の動画です。

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