今回は長いぼやきブログです。
『商売ってのは…いつでも準備万端にするもんだ…』
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約9年前、ブレイスがオープンする日
その1週間前から『プレ』オープンをしました。 距離の近いお客様や付き合いの長いお客様を招いて オープンに向けて『準備』をしました。
（どのお店でもぶっつけ本番でオープンはしないか…）
じつは、そのプレオープンの1日前にさらに近い距離感の友人、知人を招いて プレオープンの『プレ』をプレプレオープンをしました。
お店がオープンして新しいお客様がご来店した場合の事をイメージして準備をしました。
なぜ、プレをするのか？
なぜ、プレプレまでするのか？
本当は伝えたいことがたくさんある。
想いとか、オープンまでの話とか、感謝の気持ちとか、なぜブレイスをつくったのか、
伝えるべきこともたくさんある。
料金とか、時間とか、サロンのシステムとか、ヘアスタイルのこととか、、、
当時は慣れていなかった。お客様にとってもぼくたちにとってもはじめてのサロンで慣れていない。
・足りないことはないか？
・余裕を持ってできるか？
・ひとりひとりに合った接客がてきるか？
・お客様に不安、不満を感じてほしくないから、
・お客様を居ごこち良く過ごしてもらう為には。
プレのプレを繰り返して練習して改善して、繰り返して 最高の『準備』をして お客様を迎える。
準備こそおもてなしですから、
ブレイスは朝礼でロープレをしています。
まだまだ上手く出来ませんが、、
ほとんどのみんなが朝のテンションの状態でロープレをおこなっています。
でも今日1日のお客様を迎える「準備」だと思うんです。
そのときによって内容は変えますが 新しいサービスのこと、毛髪の話し、アドバイスの練習、ヒアリング
お客様が本当に聞いてほしいことはなんだろう？
自分の髪の状態をプロの目でをみてほしい。
自分の髪の悩みをわかってほしい！
自分に似合う髪を教えてほしい
私たちはお客様にわかりやすくお伝えできるかな？
お客様が話しやすいような雰囲気づくりができているかな？
そうやって「準備をすること」をまたやりはじめました。
ロープレのやり方はよくわかりません、、
全然うまくできません。
もっとうまいやり方があるとは思うんだけど、、
でも、そこじゃない気もしてるんです。
お客様がブレイスに来店しブレイスで過ごしてもらう時間を心地よく過ごしてもらう準備ができているか？
朝から気持ちを入れる意味もあると思うんです。
オープンした頃は、いつも入念に『準備』していました。
しかし…
いつからか、『馴れてしまい…』準備をしなくてもいつもの通りの朝のルーティンをこなせばお客様を迎えることはできるようになりました。
いつからか「準備」することはいらなくなりました。
いつからか「準備」をすることをしなくなりました。
先輩スタッフたちは特に馴れています。
気持ちもあると思うんです。
しかし、 新人やキャリア年数のまだ浅いアシスタントはどうだろう？
まだ、慣れてないし「準備」できていない。
どう「準備」していいかも、まだわからない…
先輩スタイリストはお客様の立場になり『アシスタント』に向けてシチュエーションを想定してイメージしてもらいシミュレーションをする。
先輩がお客様を迎える気持ちを伝えるべきだと思う。
お客様を迎える『最高の準備』を教えるべきだと思うんです。
教えなければ伝えなければいつも通り「準備しないこと」が普通になってしまう…
イメージして練習して、お客様の立場になり、 美容師の立場になり練習して
スタッフみんなが「準備万端でなければいけない」と思うんです。
サロンがオープンした頃は
「ブレイスを知ってもらいたい」
「たくさんのお客様に来てもらいたい」
「はじめて来てくれたお客様も、いつも来てくれてるお客様も、心地良く過ごしてもらえるように」
みんなでお客様をイメージしてサロンをつくっていくことをしていました！
ブレイスに来てくれる お客様を迎える『準備』を当たり前のようにしていました。
大きなサロンになりスタッフも増えて良いことがたくさん増えました。
でも「忘れてならない」初心もあると思っています。
『準備こそおもてなし』だと、ぼくは思います。
ぼくらは慣れてしまうと大事なことをすぐ忘れてしまう。。
まだまだ足りないこともたくさんあります…
たまに立ち止まり見直して、また走る準備をする事も大事だなーと思った。今日この頃。
